函館特許分析室

函館市周辺の発明者や権利者による特許等を簡単に紹介します。

特許4704827「がごめ昆布から昆布エキスを粉末状態で抽出する方法」

 

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権利者:㈲ヒューマンライフ&サイエンス社財団法人函館地域産業振興財団

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~発明のポイント~

  1.  がごめ昆布の表面に対する藻類の除去と紫外線照射による殺菌を行う。

  2. その後、がごめ昆布を、0℃~4℃の水に2日程度浸漬させる。

  3.  がごめ昆布を取り除いた水をフリーズドライ処理し、がこめ昆布エキスを「ぬめり」を残したまま抽出した。

~コメント~

  • 権利者自身による販売商品は発見できなかった。函館周辺の業者にライセンスしているものと考えられる。

特許第5176049「光学画像記録フイルムの修復方法及び修復された光学画像記録フイルム」

 

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権利者:(株)シンプルウェイ公益財団法人函館地域産業振興財団(株)吉岡映像

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~発明のポイント~

  1. 劣化したフイルムを前処理として事前に有機溶媒で洗浄し、次に80°C~196°Cの温度で、0.1~10秒間、加熱しながら加圧し、劣化したフイルムから水分を除去することで、フィルムを修復する。

~コメント~

  • 国際特許出願からのスタートだが、日本以外での権利化はしなかった模様。

  • 戦前の8mmフィルムなどの修復を膨大なコストを掛けずに修復できるとのことで、歴史的な資料の保存への貢献が期待できる。
  • 京都の会社も権利者に含まれている。

特許6757957「食品乾燥処理方法」

 

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権利者:公益財団法人函館地域産業振興財団株式会社タイヨー製作所

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~発明のポイント~

  1.  微細水滴を含む露点飽和空気を乾燥庫内に入れて所定温度に再加熱する工程を、所定時間毎に加熱温度を変えて繰り返すことにより、乾燥食品の品質を保持しつつ、乾燥時間の短縮化も図る。
  2. 生ハム、サラミ、ビーフジャーキー等の食肉のほか、魚介類、野菜などにも対応可能。

~コメント~

  •  まだ市販化はされていない?

特許第6765406「ゴルフクラブ載置具」

 

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権利者:個人

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~発明のポイント~

  1. 支持部12と、載置部11とを折り畳み可能に構成し、載置部12にゴルフクラブを載せることで、グリップが地面と接触して汚れることを防止する。

  2. 支持部12に設けたフック部12aをゴルフバッグBなどに引っ掛けて持ち運ぶことができる。

~コメント~

  • ありそうでない商品?市販はされていない模様。

特許5489472「姿勢矯正用椅子」

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権利者:個人(出願人が代表者を務める会社:有限会社パテントワークス

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~発明のポイント~

  1. 台座1に対し座部3を前後左右に移動および回転自在な構成とし、座った人の姿勢をバランスの良い姿勢に矯正することができる。

~コメント~

 

 

特許5858555「薪ストーブ及び温水供給装置」

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権利者:個人

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~発明のポイント~

  1. 薪や木材チップを燃料とする燃焼室10からの排煙による二重釜30での加熱と、燃焼室10上部に配置した温水タンク20での加熱によって、水を短時間に効率良く加熱する。

  2. 加熱された温水は、ボイラ60を経由して外部暖房装置80に送られ、循環水タンク90を経由して薪ストーブ100に循環される。

~コメント~

 

特許5775907「パンの製造方法」

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権利者:株式会社キングベーク

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~発明のポイント~

  1. 化学物質を含むイーストを一切使用しない。

  2. 中種生地を、小麦粉を水とミキシングした生地に、大豆の発酵物と小麦中の酵素を培養して発酵させることによって作る。

~コメント~